楽天ボラティリティファンドが爆上げしていた件

      2020/03/31

このサイトの管理人がこのところのコロナショックでどれくらい損しているか気になっている方もいるでしょう(笑)
基本的にノーポジだったので大きな損失はないものの、VIX系のプットオプションの買いでやられ、IG証券のボラティリティ指数のノックアウトオプションでやられ、なんだかんだで結局数万は損してます(笑)
致命傷を負わなかっただけ成長したと言えるでしょう。

さて、そういえばボラティリティを機動的に売り買いするという楽天のボラティリティファンドはどうなったのか?
大損ぶっこいて既に償還されているのか?はたまた・・・

パイーンしてました。現在の基準価格は分配しない資産成長型で19480円。3年前の2017年3/21日は12183円なのでそこを基準とすると59.8%と約60%上昇しています。

この投資信託のベンチマークがなんだったかは置いておきVIX短期先物指数と連動するVXXと比較してみましょう。
2017年3月21日のVXX終値は65.6、2020年3月19日のVXXは終値62と、なんと下落していました。
直近で見ると2/20日のVXX終値14.04ですから4倍以上と爆上げしているので楽天ボラティリティファンドは結局VXXに負けているんじゃないかと思いきや、実際はそうではありませんね。
これは逆に言うと、いわゆるVIX売りで収益をあげていくVIX長期売りでもずっと売りっぱなしだと5%しか利益が出てない計算になります。3年で5%を高いとみるか低いとみるかは個人差があるでしょう。
いずれにしても楽天ボラティリティファンドは目論見にあるようにボラが低い時はVIXを売り、ボラが高くなる時はVIXを買うという戦略がうまくハマったということになります。
もっとも設定当初はあまりうまくいっていないようですが。

これはいわばVIXは売りっぱなしではなく時には撤退したほうがいいという証左でもあると思います。
実際、今回の相場でVIXショーターの方がかなり大きな損失を被っているようです。
確かに相場が安定していてボラが低い時は売りっぱなしの方が利益はあがりますが、時折訪れるボラの上昇で致命傷を負ってしまうのがボラ売りの怖さとも言えます。
これはプットオプションの売りと似ていますね。いわゆるコツコツドカン。数年に一回しか訪れないような(リーマンショックは100年に一度と言われましたが12年後のコロナショックは既にリーマン超えとも言われます)暴落相場でそれまで売りでコツコツ積み上げた利益を根こそぎ剥ぎ取られてしまう。
VIXショックはわずか2年前ですし、意外に暴落は頻繁に起こっているのですが、のど元過ぎればなんとやらで人はそれをすぐに忘れてしまうようです。

普段は売りっぱなしで構いませんがボラが上昇したときにどうするか?ほとんどの方が証拠金を多めに積んで耐え忍ぶ戦略だったようです。
これが今回は裏目に出たわけですが、これは結果論ではなく戦略としてやはりよくないと言えるでしょう。

とは言え、楽天ボラティリティファンドの資産額わずか2億円台。私が目を付けた時は確か10億円はあったと思いますが、誰も買ってないどころか資産が流出している(笑)
という私も買ってませんけど(笑)




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